有限会社山田製作所を設立し今年で46年、バス・トラックの電子パーツを専門にここまで続けてきました。特化した分野で磨き続けてきたノウハウや設備は、他業種のものづくりにも活かせる所がたくさんあります。柔軟な対応が要求される時代に合わせ、この先新たな取り組みに積極的に取り組んでいく技術・人・思考・設備などは、有限会社山田製作所の一番の強みであると考えています。
従来クリーンなイメージが薄い製造業ですが、有限会社山田製作所では毎日作業前の時間を使ってしっかりと社内・作業場の掃除を行っています。来社されるお客様からもお褒めの言葉をいただくこともあるくらいに整理整頓には細かく気を配っています。掃除は、確実な製品作り・納品の一貫である事は言うまでもありませんが、社内で働く作業者が、毎日気持ち良く働ける環境を自分たちで作っていく事も大切な業務の一つであると有限会社山田製作所は考えています。
有限会社山田製作所の業務は、男性がリーダーシップを発揮し、知識を活かして活躍できる仕事です。しかし、細かな作業や気遣いを要する製品作りは、女性の力無しでは考えられません。有限会社山田製作所では、現在男性6人、女性8人のスタッフが活躍しています。男女を問わず、休む時にはしっかりと休みを取り、就業時には作業に集中できる環境であることが、有限会社山田製作所が46年続けてこられた理由の一つではないかと思います。社員にとって効率良く、働きやすい環境を作っていく事は有限会社山田製作所の永遠の課題です。
有限会社山田製作所では、バスパーツ製造に関わるあらゆる機械が揃っています。
お客様の幅広いニーズに応えられる設備で各種商品製造に取り組んでいます。
連結端子とぎぼしのオス・メス、平型のオス・メス等各種端子に合わせて圧着する機械。山田製作所では21種類の連結端子の圧着に対応しています。
ケーブルの種類を問わず、効率的且つ精密に加工することのできる電動式装置です。ケーブル外径0.1〜5.0㎜の電線ケーブルに使用します。また、半田付けの際の導線のツイスト加工もできます。
ケーブルを効率的且つ精密に加工することのできる電動式装置です。ケーブル外径0.5〜1.25mmの電線ケーブルに使用します。
連結端子と絶縁付端子を圧着する機械。商品の数が多い場合に自動の機械を使用しています。
連結端子と絶縁付端子を圧着する機械。商品の数が少ない場合に手動の工具を使用しています。
表皮張り専用のミシンです。ナイロンの糸を使用して縫製します。有限会社山田製作所では現在、バスの液晶モニターカバー等を作る際に使用しています。
レザー用ミシンと用途は一緒ですが、素材を溶かして溶着させるためミシン目が無く、よりキレイな仕上りになります。
スタッフがより働きやすい環境を作るための取り組みを少しずつ行っています。
社内のPCを二画面表示にすることによって、作業効率化を図ることができました。2年間の作業時間を計測したところ、トータルで月平均10時間削減することができました。
アプリケーター全21台中、9台を更新。また、ケーブル自動側長切断機を1台追加することにより、安全性や効率化がアップしました。
冬場の降雪時の、お取引先様やスタッフの会社への出入りがスムーズになるように、駐車場に消雪パイプを設置しました。
会社の照明にLEDライトを導入することで、細かな作業がさらにしやすくなり、節電・節約にもつながります。